
私たちは今、代官山ヒルサイドテラスを拠点に、ペットと人が心地よく暮らせる”共生の住まい”を提案するプロジェクトに取り組んでいます。
物件紹介・設計・そして日々の暮らしの中で起きるちょっとしたお困りごとまで。
”人とペットの「くらし」をむすぶ住まい”を、地域に根ざしてカタチにしていきたい──そんな想いから、MUSUBI houseは始まりました。
なぜ、代官山から始めるのか?
代官山は、感度の高いペットオーナーが集い、豊かな都市機能と自然が調和する街です。
個性あふれるショップやカフェが並ぶこの街には、徒歩圏内に40件以上のペットフレンドリーなショップやカフェ、動物病院などが点在しています。
平日の夕方や週末になると、西郷山公園では自然発生的にペットオーナー同士の交流も生まれています。
そんな“共生の素地”がすでに根付いている代官山だからこそ、ただ「困りごとを解決する」だけではなく、
ペットと共に「心が豊かになる暮らし」を叶える拠点にできると考えました。
根づいた既存のリソースと、高感度な住民マインド。
この街には、次世代のペット共生住宅の“ショーケース”となるだけの土壌と可能性があります。
最初の一歩は、街を歩くことから
私たちが最初に取り組んだのは、代官山エリアのペット関連ショップ(カフェ・サロンなど)との提携でした。
現在は27店舗にアプローチを行い、その中でも「ペットOKだけれど知られていない」場所をひとつひとつ丁寧に訪ねマッピングし、”ペットフレンドリーマップ”として公開を予定しています。
紙でもアプリでも見られるように整え、地域の住民・来街者・観光客の間に、新たな“ペット共生の導線”をつくっていきます。
さらに、地域の動物病院とも連携を広げ、「住まい」と「医療」の両面から安心を支える仕組みづくりを進めていきます。
これから広げていく取り組み
今後、私たちが力を入れていくのは以下の3つです。
■ 共生型の住宅設計
足洗い場、遮音性、空調計画など、ペットの快適性を設計段階から組み込んだ物件づくりを標準化していきます。
その他にも、物件提案サービスやお困りごとに寄り添うサービスなど、暮らしに根ざした”実践的なサービス”も拡充していく予定です。
■ 地域とともにつくるワークショップ
しつけ講座、ペット関連ショップなどの施設と連携したイベント等を定期開催し、ペットを軸にした“学びと社会参加”の場を育てていきます。
■ MUSUBIマップの拡張とアップデート
店舗・医療機関・イベント情報を継続的に追加しながら、代官山を「ペット共生の街」と認知していただけるよう情報を発信していきます。
むすびに
MUSUBI houseのプロジェクトは、「住まい・サービス・街」を一体にした“生きたラボ”です。
代官山の街角で、イベントで、ペットを愛する新たなペットオーナー様とつながれる日を楽しみにしています。
次回のブログでは、MUSUBIマップに込めた想いや、マッピングを通して見えてきた「街の新しい姿」についてご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!