logo
100人との対話第7回 


お名前:馬場さん
お住まい:東京都・区分マンション
ペット:小型犬1匹・猫2匹

5年前に一戸建てに引っ越しをされた馬場さん。新婚当時は大型犬の多頭飼いが可能な10階建てのマンションに暮らしていました。その当時の暮らし方から戸建てに代わってどのように住まわれているかじっくりお伺いしました。


■ペット共生賃貸マンション「芝浦バウハウス」

石原:馬場様は現在の戸建てに住まわれる前にペット共生を謳うマンションに住まわれていたとのことで、先ずそちらのマンションについてにお聞かせいただきたいと思うのですが、差し支えなければどちらのマンションか教えていただけますか?

馬場さん:住んでいたのが港区の芝浦バウハウスというところで、犬が3匹までOKで大型犬も可でした。

石原:ペット飼育の制限と、エリア・間取り・価格のバランスを取るのは本当に大変ですよね。

馬場さん:そうですね、とてもいい物件に出会ったのですが、物件探しは難航しました。やっとその物件にたどり着いた感じです。


石原:マンションのお話を詳しくお伺いできますか?

馬場さん:当時(2006年築)としては先進的にペット共生を謡っていて、その1階の専用庭がある住戸に住んでいました。

石原:庭付き1階は貴重ですね。犬もそこで遊びましたか?

馬場さん:はい、よく遊んでいました。ペット可でも多くのマンション共用部は抱えて歩かなきゃいけなかったり、エレベーターの制限がある場合が多いですが、犬が普通に廊下を歩いていたり、大型犬がエレベーターに一緒に乗ることも普通に行っていました。

馬場さん:当時1階にはペットカフェや、トリミングのお店もありました。なのでワンチャンを連れて下でランチ食べたり、散歩帰りにトリミングできたりしてとても便利でした(現在はテナントが変わっています)

石原:「バウハウスの名前から想像するに犬を飼っている方の割合が高かったのでしょうか?」

馬場さん:「そうですね、もうみんな犬を連れていて、外のドックランも屋根がついていて雨の日でも使えました。砂がたっぷり敷いてあって掘ったり遊んだりしていました。足洗い、蓋つきのゴミ箱や汚れものシンクもありました。」

石原:理想的な仕様ですね。住みたいと思われる方も多いのではないかと思います。お部屋の仕様もお伺いしたいのですが、その時の室内の床はどのような仕様でしたか?

馬場さん:
 タイルカーペットでした。結婚当初は1DKの間取りでしたので、他の部屋がどうなっていたのかはわからないのですが。

石原:
大型犬可の賃貸でタイルカーペットはいろんな意味で勇気がいる仕様ですね。使ってみていかがでしたか?

馬場さん:
粗相したときはその一枚だけ取り換えたりして、その辺は運用で少し手間でしたが、子供が生まれたときはハイハイしても柔らかいので良いかなと思いました。フローリングの方が掃除がしやすいですし、もし子供に埃等のアレルギーがあると不向きということになりますが、うちは大丈夫だったので問題なく過ごしていました。一部は樹脂床みたいになっていて、ケージを置くことを想定していたようで、拭きやすい仕様ではありました。

石原:不便なところはありませんでしたか?

馬場さん:犬はよくジャンプしてドアノブをひっかけて扉を開けることを覚えてしまいました。扉には鍵が必要だということが判りました。玄関には飛び出し防止の建具もあって、安全性への配慮がなされていました。

(現在のバウハウス芝浦 内装参考写真)


拘って建てた戸建て住宅

石原:そこからお引越しをされて現在は3LDKの戸建てにお住まいになられていて、ペットも増えられたとのことですね。

馬場さん:はい、そうです。息子は現在中学3年生です。野球部で毎日野球ばかり、娘は小6でバレーを習ってます。お金かかって大変です(笑)
ミニチュアピンシャーは18才で、白内障が進んで目は真っ白になってしまいました。 散歩は少し怖くなっていますが食欲はあってよく食べます。トイレも問題はないです。2匹のベンガルはちょうど引っ越しをしたころに生まれました。おしゃべりでよくニャーニャーはなしかけてきます。

石原:新しい家はペットの配慮をいろいろされたと思いますが、先ず猫のための工夫をおきかせいただけますか?

馬場さん:戸建ては猫が垂直の動きに対応ができるので、吹き抜けを作って猫のためのしかけを入れました。現しの梁に乗って移動して、猫だけが通れる小さい穴から2階に行けるようにしたりとか、遊びを入れました。

石原:キッチンはどのようなタイプですか、オープンですか?

馬場さん:オープンタイプです。犬は小さい時はゴミ箱を手であけて中に入って漁るということはありました。でも大きくなってそれもしなくなりました。机やキッチンの上に置いてあるパンとかも飛び乗って食べることもありましたが、それも高齢になってやらなくなりました。平和がおとずれたというか(笑)あとはエコカラットを食卓のところだけ付けました。脱臭機能はある程度ありますね、濡らすと匂いが出てきます。

石原:トイレは如何でしょうか?

馬場さん:ケージのところにあって、猫砂でやっています。散らないように深いトイレにしていますが、それでも汚れるので気づいたときにほうきで掃いています。

石原:マンションではタイルカーペットでしたが今は何で仕上げていますか?

馬場さん:1階は磁器質のタイルを敷き詰めています。ペットにとって滑りにくかったり、おしっこが拭きやすい等とても良かったと思います。2階は主人の希望でフローリングにしてます。2階には犬はほとんどいなくて猫のフロアのようになっています。やっぱり粗相の時は、フローリングよりタイルの方が拭きやすいです。磁器質タイルは固くて冷たいので、床暖房を設置しました。くつろぐ場所として置いたクッションはミニチュアピンシャーのお気に入りです。タイルは高齢の犬も普通に歩いています。検討段階で、皿を落とすと割れるという話もありましたが、思い切ってやってよかったです。

石原:タイルはデザイン的にも配慮されたのでしょうね?

馬場さん:はい、お客さんをよく招くので、グレーのタイルでコンクリートっぽいイメージに。小さな庭がリビングの外にあってタイルが中と外で連続するようにしました。そこはウッドデッキも考えたのですが連続性を持たせるとリビングの広がりも出ると思いました。バーベキューの時も使いやすく、やってよかったと思っています。ミニチュアピンシャーも歩きやすいようで、そとでの散歩が大変になった分、中庭でくつろいで気分転換しています。

石原:そうですか、いろいろな話を聞かせていただき、ありがとうございました。



結び

大型犬が飼える賃貸マンションは都内でも少なく、貴重な事例について細かいお話を聞かせていただきました。また、中庭のある間取りのお住まいも具体的で参考になりました。1階と2階で犬猫が住み分けていることで、中庭と連続した空間での猫の脱走のリスクが少なくなっているようでした。

MUSUBIhouseではペット共生の物件探しの搬走をさせていただく時のツールとして、「co-MUSUBI」を開発しています。独自指標によるペット共生の仕様の装備が一覧できるようになっています。どうぞご期待下さい!

Download
資料ダウンロード
Coming soon
Contact
お問合せ
ご相談・お問合せ
Download
資料ダウンロード
Coming soon
Contact
お問合せ
ご相談・お問合せ
Download
資料ダウンロード
Coming soon
Contact
お問合せ
ご相談・お問合せ