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100人との対話 第11回 

■キャットウォークは必要か

猫にはキャットウォークがあった方が良いとつくづく思ったことがあります。

自宅の部屋でキャットウォークの実物試作を作ったところ、しばらく4匹の猫が使っていましたがじきにあまり使わなくなりました。

飽きたかぁ、などと思いながら、試作の検証も終わったので取り外したところ、元々トイレがうまくいかなかった保護猫になかなかな抗議活動に出られて対応に一苦労しました。

ゆるやかなステップの勾配や頑丈さ等使われるために気をつけるべきポイントは多々ありますが、たとえ使用頻度が落ちても行ける場所がある、ということだけでも猫には意味があることを身をもって体験しました。

■張り巡らし派、まとめる派

ねこを飼っている方へのヒアリングをする中でキャットウォーク設置の希望は多くありました。

その方々に、今後もしリノベーションや家を新しく建てるとしたら、キャットウオークを下記のどちらで作りたいか何人かの方にお話をお聞かせいただきました。

①部屋の中をキャットウォークが張り巡らせて設置
②一つのコーナーやある壁面にアイテムとしてまとめて設置

聞かせていただいた範囲の中ではおおよそ半々という結果。
そして後者のまとめて設置と答えていただいた方々の多くは、部屋の統一感を気にされての判断とおっしゃっていました。

デザインの趣向は人それぞれなので、どちらの方が良い、ということではないのですが、猫にとっては張り巡らされていると行動範囲も広くなるので、①のキャットウォークを部屋の統一感を保ってつくる、というのも、ある意味共生のデザインといえるかもしれません。それこそ吹き抜けの梁を活かしたり、棚の上を渡り歩けるのも良いですし、付加するアイテムが空間を豊かにできるかもしれません。
ペットと共に生きる楽しみと、共に住まうことを受け止める空間がブレンドされるような空間づくりができればと思っています。


にゃんきち君と飼い主さん

造作で作った梁型と穴

「ベットコーナーに参上」

「帰りも一度穴に収まって、、よっこいしょ」

 50cm以上の幅があるので、ゆったり動き回れます

     上階の配管隠しの下がり天井との間に収まって              ベッドコーナーもリビングも見える穴

「外も見えて眺め良し」

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