
■ ペットと暮らす“住まい選び”、やっぱり大変です…
MUSUBI houseでは、2025 年2~4月に首都圏にお住いのペット共生住宅購入を検討されている、「犬・猫・その他ペットを飼っている/これから飼う予定の 295 名」 に物件選びの課題に関するアンケート調査を行いました。
その結果、「そもそも選べる物件がない」という声が多く届きました。
■ 調査概要
調査対象 :犬・猫を飼っている/飼う予定の 20〜60 代 295 名
調査方法 :オンライン・アンケート(2025 年 2–4 月)
調査目的 :ペット可・共生住宅に関する課題と設備ニーズの可視化
■ 7 割超 が「そもそも選べる物件がない」と回答
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マンションを探したり購入したりする際に感じた(または現在感じている)課題
調査結果では、「物件数が少ない/選択肢不足」が 72%で最も多く挙がっており、ペット可・共生住宅を探す際に根本的な供給不足が依然として深刻であることがわかります。
加えて「飼育制限(頭数・サイズ)」や「初期費用の高さ」が上位に挙がっている点を見ると、物件そのものの選択肢が限られるうえに、複数頭飼育や大型犬などを飼う場合はさらに物件探しが難しくなり、費用面でも負担が大きい構図がうかがえます。
また「防音対策」や「滑りやすい床」といった設備・仕様に関わる問題も高い割合で指摘されています。ペットを飼うことで発生する特殊なニーズ(騒音・におい・爪や足腰への負担等)に対し、十分に対応できる物件がまだ少ないことが要因と考えられます。
さらに、「情報がまとまっていない」という回答も 26%と一定数みられ、ペット可・共生住宅に関する情報を一元的に入手しづらい現状も課題となっています。
こうした結果から、物件数の拡充だけでなく、飼育形態への柔軟な対応や、防音性能をはじめとする設備面の充実、情報発信の整備など、多角的な取り組みが求められていると考えられます。
私たちMUSUBI houseは、今後もペットオーナー様へのアンケートやインタビューを続け、設備や空間デザインの面だけでなく、ペット共生住宅に関する情報や物件探しについてもサポートしていけるように
努めてまいります。