トルコ原産の長毛猫で、古くから国宝として大切にされてきた気品ある猫種です。柔らかく輝く被毛はシルクのように美しく、スタイリッシュで優雅な姿は見る人を惹きつけます。目の色は多彩で、特にホワイトのオッドアイはモデルとしても人気があります。その堂々としたふるまいと知的で順応性のある性格から、世界的に高く評価されている品種ですが、日本ではまだ頭数が少なく希少な存在です。
繊細で気まぐれなお嬢様のような性格を持ちながら、飼い主に対しては深い愛情と忠実さを示す猫種です。基本的には自由を好み、束縛を嫌うため「バレリーナのような猫」「歌いながら歩く猫」とも称されます。自由奔放でツンデレな一面を持ちながらも、気に入った相手にだけは強い愛情を注ぐ――まさに「THE 猫」と呼ぶにふさわしい存在です。家族全員よりも「自分が選んだお気に入りの1人」と強く結びつく傾向があり、その人にだけ心を許します。多頭飼いや小さな子どものいる家庭では扱いが難しい面もありますが、信頼関係を築けた時の愛情は格別です。常に猫自身が『自分が一番』と思わせてあげられる人に向いているでしょう
ターキッシュアンゴラには、左右で目の色が異なる「オッドアイ」を持つ子がいます。とても美しい特徴ですが、白毛でオッドアイの猫は聴覚障害を持つ可能性があるといわれています。ただし先天的な障害の場合、猫自身がその状態に慣れているため、室内飼いであれば大きな問題はありません。驚かせないよう、寝ている時に急に触れるなどの行為は避けてあげましょう。また、ターキッシュアンゴラは遺伝性疾患が少ない純血種とされていますが、「運動失調症(Ataxia)」を発症しやすいといわれています。これは小脳の異常が原因と考えられ、発症すると成猫になる前に命を落としてしまうこともあります。原因の詳細はまだ解明されていませんが、この病気への注意は必要です。「肥大型心筋症」の好発品種です。心臓の筋肉が厚くなり、全身に血液を送ることができなくなります。血流が滞ることで血栓症になることもあります。どちらも定期的な検査で早期発見を心掛けましょう。猫に一般的な尿石症、歯周病、甲状腺機能亢進症、糖尿病に注意してください。
自分を1番可愛がってもらいたい性格なため、多頭飼いはあまり向いていませんが、一緒に過ごすうちにターキッシュアンゴラの虜になってしまうほど魅力的な猫種であります。
活発で好奇心旺盛なため、ハンティングや高い場所へのジャンプが大好き。知能も高く扉を開けるなど器用さを発揮するため、安全対策が必要です。脱走や冒険心によるトラブルにも注意しましょう。見た目は華奢に見えますが、機敏で活発なので思わぬ事故や脱走などに注意して、楽しく過ごしてくださいね。
体重:2.7~4.5kg